植木屋の使う脚立について

手入れで使用する脚立

造園で使う脚立はA型の4つ足脚立とは違い、低木の中や枝の間を通すことで自由度のある3つ足の脚立が主流です

中には木に登ることに長けた二連梯子や枝打ち用の脚立もあります。

永安造園では3つ足の脚立を主に使用しています。

脚立の種類

ここでは永安造園所持の脚立をご紹介します。

永安造園の所持している脚立は4尺6尺8尺10尺です。

10尺で高さ約2.9m。

ちなみに、尺=約30㎝です。

天板は危険なので登らないため、身長有効長さ+手の長さ+道具長さで4.6mくらいは安全に届くと思います。

所有している脚立、実は3足とも伸縮するようになっています。

およそ50㎝伸びます。ほぼ12尺と兼用している感じです。

これがとても便利で、かつ安全面でとても重宝しています

住宅街でも道路側は斜面になっていたり、段差があったとしても水平に据えることが可能な為、転倒のリスクが減ります。

よく脚立の下に枕木やブロックをかまして対応するところも多いと思いますが、正直危ないと思います。

じゃあ皆伸縮の脚立にすればと思いますが、欠点は重さ。

1本足伸縮と比べると、重いと実感すると思います。

10尺で届かない場合は高所作業車や木に登っての作業、高枝の道具を使用します。

使用の注意点

脚立の使用は高所作業にあたります。

2m以上の高さでの作業の場合、安全帯の使用が必要になります。

脚立の使用にあたり、基本的に注意点は

  • 天板に乗らない。
  • 下り方向に向けて立てない。
  • 広がり防止のチェーンは必ず使用する。
  • ひび割れや断裂などの破損がないか点検する。
  • 脚立が安定してぐらつかないか確認する。
  • 足元に物を置かない。
  • ピンをしっかり留める。
  • 脚立の足の角度は二等辺三角形を意識する。

他にもありますが、脚立が倒れないために脚立と木をロープで固定したり、足を杭を打って固定したりすると安全性が増します。

また脚立は長いため、目的の場所まで運ぶ時も注意が必要です。